飲酒を日常生活で我慢するコツまとめ

アルコール依存症を治療するために、まず「断酒」しなければなりません。
自分で飲酒量をコントロール出来る方であれば節酒で十分でしょう。
けれど依存症になっている患者の場合、節酒ではまたお酒の誘惑に負けてしまい再びお酒を煽ってしまいます。

病気治療のために必要な断酒ですが、私が実践した方法をここでご紹介します。
特別な器具を購入したり特殊なトレーニングは必要ありません。参考にして頂ければ幸いです。

周囲の人に断酒することを公言する

ダイエットや禁煙も最初に周囲の方々に公言すると実施しやすいようですが、断酒も同じです。
「私は今日からお酒を飲みません」と公言すると周囲の方々の理解が得られやすくなり、周りの方もある程度気を遣うようになります。
私も転職した会社で「お酒は飲みません」とキッパリ言い切ったので、同僚の方からお酒を飲もうと誘われる事はありませんでした。

その代わり食堂で一緒に同僚とご飯を食べたり、ドライブや釣りなどで交流出来ました。
赤提灯で酒を飲むだけが人とのお付き合いではないのです。
周囲の人達に「断酒します」と公言すると、周りの方々が監視役になっているように思えて、やはりお酒には手が出しにくかったです。

もちろん妻や子供にも「今日から酒は1滴も飲まない」と言いました。最初は半信半疑の妻でしたが、お酒を飲まないように極力協力してくれました。
以前は酒飲みの私のために缶ビールや焼酎などを買ってくれていた事もあったのですが、断酒宣言以後一切お酒は買ってこなくなりました。

私も「周りの方々がこれだけ気を遣っているのだから、断酒を成功させよう!」と強い決意を持ち、退院以後一切酒を飲んでいません。

飲酒への誘惑を断ち切る

街を歩くと居酒屋やスナックなど「お酒」を連想させるお店が多数あります。お店の前を通るたび頭の中に生ビールや焼酎、日本酒などのイメージが浮かびついつい一杯飲みたくなる事もありました。
そこで私は飲酒への誘惑を断ち切るために以下のような点に気を付けたのでまとめてみます。

・出来るだけ繁華街には近寄らない
・例えノンアルコール飲料でもお酒をイメージさせるものは飲まない
・手元にあるお酒を知人や友人に譲る/酒買取業者に売るなどして処分する
・付き合う人を変える(酒飲み友達とは距離を置く)

出来るだけお酒と接する機会や時間を減らす事で断酒しやすい環境を整えました。
お酒をイメージさせる場所に行くのを極力避けると「そこまでしなくてもいいのでは?」と言われましたが、それだけお酒の魅力は強いため、お酒に関わるものと出来る限り距離を置くように心掛けたのです。

新しい趣味を見つける

アルコール依存症になる前の自分自身の生活を振り返ってみると、趣味、特にストレスを解消させる趣味がほとんどなかった事に気が付きました。
以前の私は、お酒を飲んでストレスを解消するしかなかったのです。

そこでストレス解消と健康増進のために、ウォーキングを始めました。最初は家の周りをグルグル回るだけ。
1日10分程度の運動でも「ハアハア」と息があがるくらい体力が低下していたのですが、1日に15分、20分と運動する時間を増やすたびに体力が戻り、今では会社からの帰宅後に1時間、近所の河原をウォーキングしています。

汗をかいたらミネラルウォーターやスポーツドリンクで水分補給しますが、キンキンに冷えた水を飲むとお酒を飲んだ時以上の気持ち良さ、清涼感で何とも堪らない気分になります。
イメージとして汗をかくと、体の中のアルコール分が消えていくような気がして運動するのは本当に気持ちが良いですね。

ストレス解消のために新しい趣味を探す事は、飲酒から離れる有効な方法ではないでしょうか。