【体験談】私が断酒してよかったこと

アルコール依存症と診断され、症状がかなり進んでいた事もあり即入院。
最初は「たいした事ない」と高を括っていましたが、医師や看護師からアルコール依存症が慢性の病気である事、放置すれば確実に寿命が縮まる事などを説明され、自分自身、そして家族のために断酒を決意しました。

断酒が成功して約3年になりますが、その間目に見えるメリットがいくつかありました。
そのメリットを皆さんにご紹介したいと思います。

①お酒に使っていた出費が減った

以前の私はほぼ毎日お酒を飲んでいましたので、お酒を購入するための出費はかなりのものでした。
毎日缶ビールは2~3本飲んでいましたし、ビールを飲むと焼酎、日本酒、ウイスキーとちゃんぽんで色んなお酒を飲んでいました。
あの当時、私は自分が毎月どれくらいのお金をお酒の購入費に充てていたかレシートなども残っていないので正確な金額などは覚えていませんが、月に約5~6万円は使っていたと思います。

月に5万円の出費となれば1年で60万円になりますね。10年続けば約600万円です。塵も積もれば山となる、とはこの事だと感じます。

今さら後悔しても遅いですが、これだけお金があれば家族と一緒に海外旅行にも行けたでしょうし、妻の誕生日にもっと気の利いたものを贈れたはずです。
今は当時と比べて収入が減ってしまったのでお酒を買うゆとりがありませんが、お酒に費やしていたお金をセーブ出来るようになったのは大きなメリットです。

②食事が美味しくなる

断酒してからですが、不思議な事に味を敏感に感じられるようになりました。
以前は酒の肴として柿ピーやスルメ、生ハム、枝豆、ポテトチップス、餃子などをムシャムシャと食べており、まともな食事とは程遠い食生活でした。

ところが断酒を始めてから家族と一緒に朝食や夕食を食べ始めると「お米が甘い」事に気が付いたのです。お米だけではなく、妻が作ってくれた味噌汁もほうれん草のお浸しも豚肉の生姜焼き美味しくて感動しました。
今まで当たり前にそこにあったものが、こんなにも美味しいとは知らずビックリでした。
アルコールのせいで舌の感覚が麻痺していたのかもしれません。

あまりに「美味しい、美味しい」と言ってご飯を食べるので、妻が炊き込みご飯を作ったり肉じゃがやチキン南蛮、手作りコロッケ、茶わん蒸し、ちらし寿司など手の込んだ料理を週末に作ってくれるようになりました。
子供も「ママ、美味しいよ」と言ってご飯を3杯もお替りで、妻の笑顔を久しぶりに見たような気がします。

③ストレスが減り健康的に

以前はストレスが掛かると無意識のうちにお酒に手が伸びていましたが、今はストレスがあれば外に出てウォーキングをしています。
調子が良いと自然にジョギングになりますが、お金が掛からない趣味なのでずっと無理なく続けています。ウォーキング用のシューズくらいでしょうか、最初に購入したのは。

汗をかくと冷えたミネラルウォーターを飲むのですが、舌の感覚が戻ったのか水のじんわりした甘みを感じられるようになりました。気持ちよく水が飲みたいと思って汗をかく事もあります。
酒飲み生活で体重が15kgも増えましたが、この3年でゆっくりですが体重が5㎏減りました。血糖値も危険水域まで上がっていたのですが、今は正常範囲です。