フリマアプリやオークションでもお酒は売れる

手元にある飲まないお酒、不要なお酒はフリマアプリやネットオークションでも売却出来ます。
フリマアプリやネットオークションと言えばメルカリやヤフーオークション(ヤフオク)が有名ですね。
今回は、これらアプリやオークションを使ってお酒を売る”個人売買”のメリットやデメリットをまとめてみました。

1:メルカリ

画像引用元:https://jp.techcrunch.com/2018/05/14/mercari-listing/

メルカリは海外も合わせて約5500万ダウンロードを達成したモンスター級のフリマアプリ。
ダウンロード数から言って相当数の方がメルカリを利用している事になります。利用者が多いため、人気商品は出品すると数分間で売れてしまうケースもあるそうです。

スマホで手軽に出品・購入が可能なので、メルカリによって今までよりも手軽に個人売買が出来るようになりました。
このメルカリを主に利用しているのは20~30代の若い世代、特に女性に多いそうなので、ワインやシャンパンなど女性好みのお酒はかなり売れそうです。
今はインスタ映えが意識されていますので、綺麗なピンク色のロゼワインが若い女性の間で流行っているそうですよ。

メルカリはスマホで商品写真を撮影して簡単な説明文を入力、出品する流れになっています。
コツさえ掴めば誰でも気軽に不用品を出品出来るのが魅力ですね。
「こんなウイスキーの瓶なんて誰も買わないだろう」と思っても、実はコレクター垂涎の品と言う事も有り得ます。
ただ個人売買であるため、しっかり写真を撮影して液面低下やラベルの剥がれなどを確認してもらわないと「中身が漏れていた」や「澱が沈殿していた」とクレームが付く事になります。

手数料

メルカリの場合お酒を出品して無事に落札されると、落札額の10%をメルカリ側に支払わなければなりません。
5,000円のお酒が売れれば500円、10,000円のお酒が売れれば1,000円の手数料になりますね。
メルカリは手数料が高いと言われていますが、確かに10%は出品する側から見れば痛いです。

また商品を送料込みで出品すると、出品者が送料を負担しなければなりません。送料込み商品の方が売れやすいためコミコミ料金にしている出品者も結構いるようです。
お酒を発送するわけですから、CDやDVDのように定形外郵便などでサクッと送れるような品物ではありません。
厳重に梱包して宅急便で送れば結構送料が掛かります。メルカリを利用する時はどれくらいの経費がかかるかを予めチェックしておくと良いでしょう。

【メリット】利用者が多く売れる可能性は高い

メルカリのダウンロード数が国内国外合わせて約5500万回ですので、相当数の利用者がいるのは確かです。
利用者が多いと言う事は、出品したお酒が売れる可能性が高いと言う事になりますね。
実際にメルカリに出品されているお酒をチェックすると、かなりの数量のお酒が出品されています。

またお酒だけではなく、空き瓶や替え栓などお酒関連の出品も目立ちます。
マッカラン25年物の空き箱が5,000円で落札されていますので、メルカリもお酒コレクターがチェックし、欲しい商品を虎視眈々と狙っているようです。
フリマアプリを使って早めにお酒を売り切りたいなら、利用者の多いメルカリは狙い目と言えます。

【デメリット】値下げ交渉が多い

利用者の多いメルカリですが、デメリットと言えば値下げ交渉が多い事です。
希望売却額を5,000円に設定しても「あと1,000円安くなりませんか?」などと、値引き交渉される可能性が高いです。
フリマアプリですから、フリマに行けば値引きをお願いするのが当たり前のようなので皆さんその感覚なのでしょう。

値引きをお願いされる事を前提にして、あらかじめ希望売却価格を高めに設定しておく必要がありそうです。
ただあまり高くしておくと購入して下さる方が減ってしまうので、値段設定はなかなか難しいですね。

あと、酒類の販売の法律に抵触する可能性がある事もデメリットでしょう。
参考:https://www.mercari.com/jp/box/q8aa94ccd0187d89f/

2:ヤフオク

画像引用元:https://premium.yahoo.co.jp/item/eWotYXVjdGlvbi1ZSnBkMDA0/

ヤフーが公式サービスとして展開するヤフーオークション(ヤフオク)はオークション形式で出品できるため、メルカリのように何度も値引き交渉される事はありません(値下げ交渉可能に設定も出来ます)
。ヤフオクはスマホはもちろんPCから入札が出来るため、スマホに慣れていないがPCなら操作出来る中高年に取っつきやすくなっています。

ヤフオクではオークション出品とフリマ出品、2つの方法で出品することが出来ます。
オークション出品は、希望する金額から入札が始まり、だんだん価格が吊り上がっていくのが特徴です。
もちろん希望落札価格を設定しておけば一発落札も可能となっています。面倒くさい値下げ交渉もないためオークション終了時まで放置しておけばOK。
もし買い手がつかなければ自動更新で何度でも出品出来ます。

フリマ出品の場合はオークションのように落札金額が吊り上がる事はなく、出品者があらかじめ付けた金額に納得出来た方が購入すればそれで終わりです。
こちらの場合値下げ交渉が可能なので、あらかじめ少し高めの価格にしておき値引きすると購入者の満足度が高くなります。

手数料

オークション出品

ヤフープレミアム会員(月額498円/税込)に登録が必須です。これに登録しないとオークションに参加(出品・落札)出来ません。
また、この他にも落札時には落札システム手数料(落札価格の8.64%)が発生します。

フリマ出品

フリマ出品の場合、ヤフープレミアム会員の登録は必要ありません。
落札された場合のみ、落札価格に対して10%のシステム手数料が掛かりますが、ヤフープレミアム会員だと8.64%まで下がるのが特徴となっています。

【メリット】かなり高額で落札される場合もある

ヤフオクでは、その商品の市場価格をある程度把握している方が入札しており、複数の方々で入札しあうと落札価格がかなり高額になってしまいます。
市場価格が10,000円の物が出品されたとすれば、やはりそれだけの金額で最終的に落札されます。
これがメルカリの場合、商品の価値が分かっていないと10,000円の価格を付けて良い商品に3,000円、5,000円と安い価格を設定してしまい、出品者が損をしてしまうケースも十分考えられます。

ヤフオクの方が複数の入札者がいれば高額で落札される可能性があるため、希少な商品をより高く売却したい時はヤフオクがお薦めです。

【デメリット】お酒をオークションで売りすぎると転売扱いになり税金がかかるケースもあり

ヤフオクでお酒を売る際の注意点として、長期間に渡りお酒を販売し続けると酒税法上の通信販売酒類小売業になり、通信販売酒類小売業免許を取得しなければなりません。
もちろん個人の方が「頂いたビールをヤフオクで売ってみようかな」くらいのレベルであれば特に問題はありません。

個人の方の中にはお酒を転売して利益を出していこうと意気込んでいる方がいるかもしれませんが、その場合(商売としてやっていく場合)はまず通信販売酒類小売業免許を取得し、法律をきちんと遵守して違法性のないオークション利用をしなければならないため、注意しましょう。

3:ジモティー

画像引用元:https://www.jimpei.net/entry/jmty

ジモティーは無料広告掲示板サービス。要らなくなったものを販売するために商品情報を公開したり(もちろん無料で譲るのもOKです)、バンドやママ友のメンバー探しやアルバイト情報を公開して希望者を随時募集出来ます。

実際にサイトを見てみると、テーブルなどの家具、ポットやテレビなどの家電の他にウイスキーや日本酒、ワインなどのお酒も多数出品されており、山崎ウイスキー18年ものやレミーマルタン ルイ13世のような高級酒、レアものが予想していた以上にありました。
レアなお酒を探している方はジモティーを探してみると良いかもしれませんね。

地域別に検索出来るので地元の出品者で商品が小さければ最寄り駅で直接お金を渡して商品を受け取り、その場で確認出来ます。
ただ基本は無料掲示板なのでどのような人物が落札・出品しているかがよく分からず、待ち合わせの際に落札者や出品者が遅刻する・ドタキャンするなどのトラブルも発生しています。

手数料

ジモティーは無料で使えるサービスなので、利用料は一切発生しません。
利用料が掛からないのがヤフオクやメルカリと比べて有利な点です。
上手に利用すれば手数料分を浮かせられるので、かなりのお得感があります。

【メリット】手渡しなら梱包・発送の手間も無し

同じエリアに住んでいるなら、駅で待ち合わせして直接商品の受け渡しが出来ます。
直接商品を渡せるのであれば、商品の梱包や発送作業が丸々カットされ、さらに郵送料など送料も掛かりません。
時間や場所を決めて待ち合わせ、商品を受け渡せば余計な経費や手間を掛けずに取引が成立します。

【デメリット】対面取引にはリスクもある

直接取引の場合相手の身元がよく分かりませんので、夜間に一目の付かない場所で商品を受け渡すのは危険です。
出来るだけ昼間に、人目の多い場所で取り引きするのが安全でしょう。若い女性であればなおさらです。
また自宅に引き取りに来てもらう場合も、出来るだけ家族に立ち会ってもらう・落札者を家に入れないなどの配慮が必要です。

直接取引の場合、待ち合わせ場所や時間をしっかり決めておかないと「指定された場所に行ったが会えなかった」などのトラブルが起きるケースもあります。落札しておきながらドタキャンする方もいますので、慎重にやり取りしましょう。

ジモティを利用する際の注意点

ジモティには手数料が掛からないと言うメリットはありますが、以下のようなトラブルも多く報告されています。

・直接会って商品を受け渡すと宗教や保険などに勧誘された
・メールのやり取りで揉めて誹謗中傷される
・銀行口座にお金を振り込んでも商品を送ってくれない

手数料が掛からないのはプラスですが、その分自分で管理しなければならない部分が多く注意点が多い事を肝に銘じてください。

個人間取引でお酒を売ったときに起こりえるトラブルとは?

個人売買で直接お酒を売るのは、ヤフオクやメルカリのように手数料を取られないためかなりお得です。
手数料を浮かせるために個人売買で積極的に売り買いされている方もいるようですね。

とてもお得な個人売買ですが、ヤフオクやメルカリなどの手数料(経費)を浮かせられる分だけリスクもあります。そのリスクをきちんと押さえておきましょう。

ドタキャン・音信普通

個人間取引の場合、素性や人柄などが良く分からない相手と取引する事になります。
そのため、「商品が落札されたにも関わらず落札者と連絡が取れない」「商品代金を振り込んだのに商品が届かない」「出品者に問い合わせても返事が無い」などのトラブルが起こりやすくなります。
(※落札したのに連絡しない者は何度も迷惑行為を行っている可能性があり、ヤフオクやメルカリなどでは問題のある落札者や出品者のアカウントを停止させる措置が取られています。
ジモティーではトラブルの起きたアカウントや銀行口座を公開していますが、かなり数が多くチェックするのは困難です。)

ドタキャンや音信不通になるような相手を選ばないためには、相手の評価やプロフィール、メッセージの内容等から判断するしかありません。

商品の郵送事故

個人間取引では、商品を郵送したのに相手に届かない郵便事故のリスクもあります。
郵便事故が起きる可能性は低いですが、全くないとは言えません。商品を普通郵便で発送する時に「万一郵便事故が起きても保証はありません」とハッキリ告げて郵送しなければなりませんし、事故が起きた後も出品者は郵便局に問い合わせるなどして出来る限りの誠意を見せる必要があります。

郵便事故を避けるためにはやはり宅急便を使い、引き受け番号から荷物が追跡出来るようにしておくべきでしょう。
発送料は高くなってしまいますが、宅急便を利用するのが一番安全です。

受け取った後のクレーム

商品が無事に落札者の手に渡ったからと言って安心出来ません。「お酒の瓶にヒビが入っていた」「コルクからお酒が漏れている」「澱がある」などのクレームが入る可能性もあります。
受け取った後のクレームを防ぐためには、出品時に出来るだけ多く写真をアップし、液面低下や瓶の状態を落札者が確認出来るように配慮する事です。
もともと瓶に欠けがある、コルクが割れているなどしている場合はその画像をアップで撮影しておき、不具合個所を説明文で丁寧に公表しておくと後で揉めません。

そして古酒であれば「古いお酒なので色素不良や液面低下があるかもしれませんが、ノークレーム・ノーリターン(クレームを言わない/お酒を出品者に返品しない)でお願いします」と一言断っておくのがお薦めです。
この文章があれば相手もそれを承諾した事になります。メールでのやり取りでも「古いお酒なのでノークレーム・ノーリターンでお願いします」と念押ししておきましょう。

受け取った後のクレームは案外多いので、トラブルにならないよう事前に「古酒なので(中古品なので)美品をお求めの方はお控えください」と言っておく方が安全です。

トラブルを避けるなら酒専門の買取業者へ!

このように個人間取引には何かしらトラブルが起きる可能性があります。特に取引相手の素性や過去の取引トラブルがよく分からない場合、何らかの問題が起きる可能性があります。
トラブルを避けるためには、お酒の買取業者に一括してお酒を買い取ってもらう方法があります。

私も最初は個人間売買やヤフオクの利用を考えたのですが、トラブルが発生している事を考えると買取業者に一括して査定・買取をお願いしました。
ヤフオクに出品するにもお酒の撮影や出品作業、メールのやり取り、発送準備などやらなければならない事が多く面倒だと感じたからです。

業者に一括して査定・買取をお願いしたところ、まとめての引き取りだったのでとても楽でした。
時間を掛けずに手持ちのお酒を処分したいならお酒の買い取り業者を利用するのがお薦めです。